ご挨拶
流祖 山田宗徧はまだテキストという概念がない江戸時代に初めて、利休流茶の湯の解説書ともいうべき『茶道便蒙抄』を出版しました。
このことで、それまで口語で伝承さてきた点前を書面で残せるようになり点前が統一されただけでなく、一部の限られた茶人のみならずより多くの人が茶道を学ぶことが出来るようになりました。宗徧は時代にあった茶道の学び方をつくり、茶道界に革命を起こし、江戸、明治、大正、昭和、平成と数々のテキスト教本が出版されてきました。
この度宗徧流では流祖の思い・方法論をデジタル時代と呼ばれる新たな時代に継承するべく、全国の門人のみなさまが全世界どこにいても茶道が学べる場所として、家元動画 茶道便蒙抄2.0を開設しました。
本ウェブサイトでは、点前のみならず、流儀の歴史や茶人としての嗜み、茶事、道具の扱いも投稿しています。
また、今まで部分的な写真と文字で構成されていたテキストですが、映像になったことによりより深く点前を学べるようになりました。
日々のお稽古の復習にぜひご活用ください。
茶道宗徧流不審庵